ミュージアムが公共空間を彩る

シンポジウム登壇のお知らせ

公開シンポジウム「ミュージアムが公共空間を彩る」

【開催趣旨】
博物館による展示場所は、なにも博物館の中だけに限られません。多くの人が行き交う公共空間で展示し、標本を片手に解説をはじめたらどうでしょうか。実物標本を設置することは難しいとしても、まちかどでリアルなレプリカや関連の資料に触れる機会が生まれると実物を置いている博物館に足を運びたくなるかも知れません。また、展示を通じて、普段から見慣れた風景の背景にある文化や自然を学べば、新たな景色を見いだせるかも知れません。このシンポジウムでは、博物館が地域へと展開し、地域をどのように彩ることが出来るのか、いくつかの事例から学びたいと思います。博物館が地域へと展開することで、地域に新たな彩りが生まれ、博物館へと人々の関心が向かうための手法を、芸術分野や都市計画の分野からの話題提供も交えて、一緒に考えたいと思います。

【概要】
日時:2019年1月12日(土)14:00〜17:30
会場:北海道大学総合博物館
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/museum/

【演題および話題提供者】

◎基調講演
笠置秀紀(ミリメーター・株式会社小さな都市計画)
「公共空間を再編する小さな都市計画」

宇野君平(成安造形大)
「現代アートが繋ぐミュージアムと地域の出会い〜関西や福島での活動から〜」

◎事例報告
大原昌宏(北海道大学総合博物館)
「地下街出店展開、博物館・図書館ネットワークCISEの試み」

畠誠(北広島市エコミュージアムセンター)
「郷土の資源とその伝え方~北広島マンモス大復活プロジェクトから~」

高野温子(兵庫県立人と自然の博物館)
「お寺と酒蔵と町家を活かして展示する」

◎講評と総括
中瀬勲(兵庫県立人と自然の博物館 館長)

主催:自然史レガシー発信・継承実行委員会
(構成館:北海道博物館、栃木県立博物館、国立科学博物館、三重県総合博物館、伊丹市昆虫館、大阪市立自然史博物館、北九州市立自然史・歴史博物館、事務局:兵庫県立人と自然の博物館 計8館)
共催:北海道大学総合博物館
協力:CISEネットワーク

担当窓口: 兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員 三橋弘宗(hiromune@hitohaku.jp)

株式会社 小さな都市計画